ギャラリー
唐長の額
花鏡では、唐長さんにお願いして額を仕立てていただきました。
唐長は、創業1624年。江戸時代から途絶えずに、日本で唯一続いてきた唐紙屋。
代々受け継がれた板木にひとつひとつ手仕事で和紙に文様を写し取り、襖紙や壁紙として桂離宮、二条城、養源院などの歴史的建造物をはじめ、京都のみならず全国の歴史的建造物で使われています。
今を彩る現代の人々の暮らしにおいても唐長の唐紙は用いられております。その文様と色合いの持つ世界観と美意識は、日本が世界に誇るべき宝とも言えるでしょう。
和紙に雲母(キラ)や絵の具を使った美しい文様は、公家好み、寺社好み、茶方好み、町家好みなど範囲は広く、現在でも新鮮で洗練された美しさがあります。
そして現在、京唐紙を製作しているのは、日本でもこの「唐長」一軒だけです。そんな唐長さんにお願いして「花鏡」に合う額を作っていただきました。
文様は「花丸文様」
そして一つの花丸文様が鏡に写り、色の異なる色の文様を映し出している。
これぞまさに「花鏡」
店の壁一面に映し出されております。
ご来店になりましたときには、是非ともゆっくりとご覧くださいませ。